ホノルルマラソン2019~その4~
21km~日陰がないフリーウェイ
朝日が昇るといよいよ暑さとの闘いです。今年は雲一つない快晴!
ここはハワイ、暑さもハンパないです。
気温は30℃ほどでしたが、日本とは違うのは日差し。
虫眼鏡通してるんじゃないかと思うくらい刺すような感じでした。
僕は帽子サングラスの他にバフもしました、野辺山ウルトラマラソンを走った際にエイドで濡らしたバフを首に巻いておくだけでかなり暑さを凌げたからです。
それでも、フリーウェイは過酷でした。ほぼ日陰がない状態で20km~35km地点まで走らなければなりません。というかもうゴールまでそんなに日陰ないです。
普通にレースペースで走ってたら確実に熱中症で倒れてました。
25km~折り返し
前を向くと日差しがまぶしくて、かなりの間下を見ながら走りました。
ホノルルマラソンは固形のエイドはほぼありません。初めて参加される方は要注意です。計画的にジェルを飲み、水分を多めに取り、トイレにも寄り、体力的にはかなり余裕を持った状態をキープすることに努めました。
途中通りで応援してくれてた子供からチョコレートをもらいました。だいぶ溶けてましたが美味しかったです。すぐ喉乾きましたが。
足も筋肉痛はかなりほぐれてきて気にならないくらいになってました。
29kmくらいのエイドで、人だかりが出来てたので近寄ってみるとなんと吉田沙保里さんだ!一生懸命ウォーターエイドを配ってくれてました!
折り返しのフリーウェイはまだ往路のランナーを応援しながら走りました。もう半分くらいの方が歩いていて、中には消防士のコスプレの方々(もしかしたら本物かも)が悠々と周りに手を振りながら歩いていたりして、走ることだけが目的とならないホノルルマラソンならではだなぁと感心しました。でも、その恰好暑すぎるだろ。。
35km~カハラ~ダイヤモンドヘッド
フリーウェイを降りたらゴールまであと6kmほど、ようやく木陰がちょいちょい出てきて気持ちも涼しさを感じますが、時刻ももう10時。日差しが容赦ないです。
何よりここから2度目のダイヤモンドヘッドに向けてゆるゆると数kmに渡り登ります。ここを登りきるとあとは惰性で坂を転がりそのままゴールです。
確かこの辺りでジェルの配布がありました。
さすがにだいぶ疲れて足が上がらなくなってきました。周りは半分くらいの方が歩いてますがなんとか走ります。
ゴール
ようやく坂を登りきると41km地点、あとは1.2km。
下って、ゴールするだけ。惰性で何とか。。と思ってましたがこの1.2kmが長い!特にカピオラニ公園に入ってゴールまでの直線。進んでも進んでもゴールが近づいてこない感覚。
でも、横を見ると大勢の人が応援してくれてます。もう最後なんだと思うと寂しくもあります。最後はありったけの力を振り絞って元気に両腕を上げてゴール!
タイムは5:22:07(グロス)
ゴール直後横を見ると直前にゴールしたアンジャッシュの渡部さんと平祐奈さんがちょうどインタビューを受けてるところでした!
メダルを受け取り、公園を散策しているとちょうどゴールシーンが大型ディスプレイで流れてました。流れている映像は実は15分ほど前の映像でちょうどゴールした自分の姿が見られるようになってます。こういうサービスうれしいですよね。
心地いい疲労感を感じながら、歩いて2分でホテルに帰ってきました。
ホテルのスタッフからもコングラチュレーション!って労ってもらい、熱い風呂に入ってひと眠り。しようと思いましたが興奮でなかなか寝付けなくアイシングも兼ねてワイキキに泳ぎに行きました。